県立千葉東高校音楽部の卒業生が中心となり、1995年に結成した混声合唱団。
ピアニスト・チェンバロ奏者である音楽監督・榎本潤氏のもと、結成以来数多くのステージに出演。
鍵盤楽器奏者ならではの読譜力、構築力、そして演奏家としての表現力を併せ持つ榎本氏の指揮により、ルネサンス・バロックから近現代まで、演奏様式を踏まえたエネルギッシュな演奏が好評を得ている。これまでに、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」などのオラトリオ作品に取り組む一方、邦人作品や抒情歌、オペレッタやミュージカル・ナンバーなどの幅広いレパートリーを持ち、美しいハーモニーと豊かな表現力が高く評価されている。
また、発声には特に力を入れており、結成以来、合宿では団員一人一人が独唱やアンサンブルにも取り組んでいる。
これまでに、日本を代表する女性ヴァイオリニストの大谷康子氏や、ソプラニスタ岡本知高氏ら著名アーティストとの共演を重ね、2004年にはNHK「BS日本のうた」に出演。NHKホールで収録された演奏は全国に放映された。2006年には、来日した「ザルツブルク室内管弦楽団」とモーツァルトのミサ曲を共演。また、ドイツ最高峰の混声合唱団「ヴェルニゲローデ合唱団」とのジョイント・コンサートも絶賛された。2007年には、横浜みなとみらいホール・大ホールでの「岡本知高ソプラニスタ・クリスマスコンサート」へ出演。2009年、創立以来初となる単独公演を開催し、聴く人の心に響く熱い歌声が絶賛を浴びた。同年、「千葉市国際文化交流フェスティバル2009」に千葉市の代表合唱団として出演し、カナダから来日したプロ合唱団“Laudate Singers”と共演。
また、小・中・高等学校での芸術鑑賞教室や、幼稚園・病院への慰問コンサートにも意欲的に出演している。
メンバーは音大卒業生・在学生を中心に一般社会人によって構成されており、現在では千葉東高校出身以外のメンバーも多数在籍している。(現在のNHK「おかあさんといっしょ」第11代目うたのおにいさん「横山だいすけ」氏も一時期在籍)
結成以来、多くの人々に合唱の楽しさを伝える活動を続けている。
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